どうもHオカです。
今回紹介するのはサントリーが発売している「金麦ザ・ラガー(濃いめのラガー)」です。
こちらは限定販売ではなく、通常販売されている金麦です。
今年2024年、2月にはリニューアルが行われ、原料の配合比率を見直し、濃密な味わいによる飲みごたえとすっきりとした後味を追求、パッケージデザインもリニューアルされました。
そんな金麦ザ・ラガー(濃いめのラガー)に迫ってみたいと思います。
この記事を読めば以下のことがわかります。
20年以上、週5日以上(最近はほぼ毎日)、飲酒しているHオカが執筆しています。
この赤いパッケージデザインが目立つけど、ちょっとキリンの本麒麟と被るよな・・・正直。
それは前から思ってたよ。
実際間違いそうになったことがあるし。
なので、今回はそんな本麒麟と製品情報だけ比較してみたよ。
金麦ザ・ラガー(濃いめのラガー)の製品情報|本麒麟との比較
まずは金麦ザ・ラガーの製品情報をチェックしてみました。
赤色のパッケージデザインが似ているキリン、本麒麟との比較となります。
画像 | |||
商品名 | 金麦ザ・ラガー 濃いめのラガー | 本麒麟 | |
品目 | 発泡酒② | 発泡酒② | |
原材料 | 発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、コーン、糖類)、スピリッツ(小麦) | 発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類)、大麦スピリッツ | |
アルコール度数 | 6% | 6% | |
純アルコール量 (350mlあたり) | 16.8g | 16.8g | |
成分 100mLあたり | エネルギー | 48kcal | 46kcal |
たんぱく質 | 0.2~0.4g | 0.4g | |
脂質 | 0g | 0g | |
炭水化物 | 3.1g | 2.4g | |
-糖質 | 3.0g | 2.3g | |
-食物繊維 | 0~0.2g | 0~0.2g | |
食塩相当量 | 0~0.02g | 0g | |
プリン体 | 約5.0mg | 7.1mg | |
缶の形状 | ツルツル | ツルツル | |
購入したお店 | 地元のスーパー|全国で販売 | 全国で販売中 | |
購入した値段 | 162円(税込) | – |
こうしてみるとそんなにスペックは変わらないな。
でも細かく見るとちょっとずつ違いが見られるよ。
プリン体が少ないのが、金麦ザ・ラガー(濃いめのラガー)
カロリーや糖質が低いのが、本麒麟
だね。
あと味に関わってくる部分で、金麦ザ・ラガーは、小麦を使ったスピリッツで、本麒麟は大麦を使ったスピリッツだよ。
一般的には、下記のような違いがあります。
大麦ビール・・・モルトの甘みが感じられ、重厚感のある飲みごたえがある。
小麦ビール・・・フルーティーな風味が特徴で、軽やかで滑らかな口当たり。
金麦ザ・ラガー(濃いめのラガー)の口コミ
次に口コミをチェックしてみましょう。
人気のある銘柄だけに、色々な口コミがあります。
ポジティブな口コミ | ネガティブな口コミ |
---|---|
アルコール6%で飲みごたえあり | 余韻が短く深みがない |
苦味をしっかり感じられる | コクはそこまで強くない |
混ぜ物感が少なく、ビールテイストの味が楽しめる |
こうしてみると、前半に味のピークがあり、後半は失速するという感じの味ですね。
新ジャンル(発泡酒②)タイプのビールなので、余韻はそこまで期待していません。
あとはどれぐらい、濃いのか、ボディを感じられるかを次にチェックしたいと思います。
金麦ザ・ラガー(濃いめのラガー)のレビュー
最後に、実際に飲んでみてレビューします。
いつもの通り、パッケージのデザインから始めます。
チェック【パッケージデザイン】
通常の金麦のデザインをベースに、深みのある赤を基調としたパッケージになっています。
キリン本麒麟も、赤と金色をベースにしたデザインなので、やっぱり似ていますね。
しかもどちらも濃いめ系の新ジャンルです。
個人的には、濃いめのラガーという文字をもう少し小さくして、THE LAGERの文字を大きくした方がバランスがいいと思うんだけど・・・
チェック【プルトップを開ける音&グラスに注ぐ音】
チェック【色】
非常にクリアな黄金色です。
同じような色味のビールはたくさんありますが、金麦ザ・ラガーは、黄金糖みたいな色をしています。
チェック【泡の質・泡の持ち】
泡立ちは予想以上によかったです。
粗めの質感ですが、結構モコモコしています。
持ちもそこそこいいです。
下記の画像は、5分後に撮影したもの。
薄い泡の膜が全体に広がったままです。
チェック【香り】
ホップの香りは控えめ、麦の香りはしっかり感じます。
でも全体的に濃いめの感じとは言えません。すっきりした香りです。
チェック【味(苦味・酸味・コクなど)】
もこもこした泡を口に含むと、しっかり苦味があるのでその時点で満足度が上がります。
ビール液が舌に触れた瞬間、酸味と苦味がじんわりと広がっていきます。
新ジャンル特有の糖類の甘みは抑えられていて、しっかりした厚みを感じられました。
普通の金麦に比べて僅かに麦の甘みが強い気がします。
チェック【キレ・喉ごし・余韻など】
キレや喉越しに関しては、インパクトはなかったです。
苦味は少し長めに続きますが、それも束の間。
口コミにもあったように、余韻は短いです。
それよりも印象的だったのは、味を一通り感じた後に残るみずみずしさ。
よくよく見ると、プレモルと同じ、天然水仕込みなんですね。
エンディングは濃いめというより、軽やかさが残りました。
通信簿・総評
最初に口に入れた瞬間の酸味と苦味が、いわばこのビールのサビに当たる部分です。
瞬間風速が強い感じの味で、余韻は短めです。
アルコール6%なので、飲みごたえもありますが、もう少しだけ余韻が欲しいところ。
苦味は強い方なので、好きな方にはおすすめです。
金麦ザ・ラガー(濃いめのラガー)紹介記事のまとめ
ここまで金麦ザ・ラガー(濃いめのラガー)をここまでご紹介してきました。
泡から苦味を感じられ、口に入れた瞬間からトップギアで旨みを感じられる、そんな新ジャンルでした。
今回のまとめです。
- 金麦ザ・ラガー(濃いめのラガー)はプリン体が少なく、糖質が高い
- 金麦ザ・ラガー(濃いめのラガー)は、アルコール6%で飲みごたえがある、味の余韻が短いが、後半はみずみずしさを感じられる
- 金麦ザ・ラガー(濃いめのラガー)の特徴は、前半部分で一気にくる苦味と酸味。これが楽しめるならオススメ。
注目され続ける濃いめの新ジャンルはアルコール度数が高いので、しっかり酔えます。
あなたもぜひ、金麦ザ・ラガー(濃いめのラガー)を試してみてください。