みなさんこんにちはHオカです。
今回紹介するのは軽井沢ブルワリーが発売するTHE軽井沢ビールのダークとクリアです。
2011年に設立した同社の主力商品であり、人気のビールとなっています。
今回はそんな2本を飲み比べて、どれくらい味が違うのかを検証したいと思います。
この記事を読めば以下のことがわかります。
ダークのビールスタイル
「デュンケル」って初めて聞いたぞ。
RPGに登場するボスキャラの名前みたいだな。
カッコいいけど・・・
確かに(笑)
同じように思ったよ。
その辺も記事内で紹介していきます。
THE軽井沢ビールのダーク(Dark)と(Clear)の製品比較
まずは、THE軽井沢ビールのダーク(Dark)と(Clear)について製品スペックを比較します。
下の表をご覧ください。
画像 | |||
商品名 | THE軽井沢ビールDark(ダーク) | THE軽井沢ビールClear(クリア) | |
スタイル | デュンケル or アンバーラガー (下面発酵のラガー) | ピルスナータイプ (下面発酵のラガー) | |
原材料 | 麦芽(カナダ製造、ドイツ製造)、ホップ、米、コーン、スターチ | 麦芽(カナダ製造、ドイツ製造)、ホップ、米、コーン、スターチ | |
アルコール度数 | 5% | 5% | |
純アルコール量 (350mlあたり) | データなし | データなし | |
成分 100mLあたり | エネルギー | データなし | データなし |
たんぱく質 | データなし | データなし | |
脂質 | データなし | データなし | |
炭水化物 | データなし | データなし | |
-糖質 | データなし | データなし | |
-食物繊維 | データなし | データなし | |
食塩相当量 | データなし | データなし | |
プリン体 | データなし | データなし | |
缶の形状 | ツルツル | ツルツル | |
購入したお店 | 兵庫県下のPantry(パントリー) | 兵庫県下のPantry(パントリー) | |
購入した値段 | 308円(税込) | 308円(税込) |
原材料は全く同じのビール、麦芽の原産地も同じでした。
カロリーや糖質などの成分表示が一切ありません。
Amazonの口コミで、「カロリーが知りたいのでメーカーに問い合わせたが、データがないという回答だった」みたいです。(データがないってあり得るのか・・・)
とにかく比較できる数値がないので、これでは比べられませんね。
やはり実際に飲んでみるしか、ありません。
呑み助は数字よりも、味なんだ味!
えらい、気合いが入ってるな。
ビールスタイル【デュンケル】って何?
ここでビールのスタイルデュンケルについて解説します。
デュンケルとはドイツ語で、「暗い」「濃い」を表す単語です。
その名の通り、ブラウン・アンバー色が強いスタイルで下面発酵で醸造されるビールスタイルです。
下面発酵とはいわゆるラガータイプのビールのことです。(詳しくは下記の記事もご覧ください。)
デュンケルの特徴は、その歴史。
一説には1500年代から作られているようで、ピルスナーが登場する前は、ドイツのビールの主流だったようです。
他にも下記のような特徴があります。
味わい:モルトの風味が豊かで、キャラメル、チョコレートのような味わい。
バランス: モルトの甘みと苦味のバランスが良く、ホップの苦味は控えめ。モルトの風味が前面に出る。
アロマ: モルト由来の甘い香りが特徴。キャラメルのような芳醇な香り。
口当たり: 口当たりが滑らかで、クリーミー。ミディアムボディからフルボディの範囲に入り、飲みごたえがあり。
泡の持続性: 泡立ちは良く、細かくてクリーミーな泡が持続。
THE軽井沢ビールのダーク(Dark)と(Clear)の実飲比較レビュー
数字では全く比較にならなかったので、次は実際に見て、嗅いで、味わって比較してみましょう。
いつものようにまずはパッケージからチェックです。
チェック【パッケージデザイン】
・・・色以外全く同じだな。
うむ。
ダークの方が黄金色で、クリアが淡いクリーム色ってとこか。
パッケージでも違いはありません。
商品名をイメージさせる色使いがそれぞれ施されているだけです。
次にいきましょう。
チェック【プルトップを開ける音&グラスに注ぐ音】
グラスに注ぐ時にようやく違いが出てきました。
次のチェックでも紹介しますが、ダークはアンバー色、クリアは黄金色です。
想像はしていましたが、同じ原材料でもここまで違うんですね。
動画のバックに「ボォー」という音が流れていますが、エアコンの音です。
閉めきった部屋で撮影しているので、冷房を効かせないと5分もいられません・・・
チェック【色】
ダークはアンバー色が輝いてます。
濁りも強く、グラスに添えた指は見えません。
Darkというだけあり、非常に濃い色合いです。
対して、クリアの方は明るさが目立つ黄金色です。
しかし、ダーク同様濁りがあり、グラスの水滴を拭っても添えた指は見えにくかったです。
チェック【泡の質・泡の持ち】
ダークの泡立ちはとても少なく、粗めでした。
しかし、泡の持ちはよくそこそこ時間が経っても泡の膜が残りました。
クリアも粗めでしたが、泡立ちがよく高い階層ができました。(注ぎ方もあるかもしれませんが・・・)
持ちは同じくらいと言ったところ。
チェック【香り】
ダークは、ローストされた麦芽の香りがふんわりと。
しかし強い香りではありません。ほのかに香る感じです。
プレモルのマスタードリームのような感じもしましたが、ダークの方がみずみずしさがあり、香りが軽やかです。
クリアの方は、麦とホップの微かな香りがします。
こちらも香りは強くないですね。
ダークは、麦芽
クリアは、麦芽&ホップ
という感じですが飛び抜けて強い香りはありません。
チェック【味(苦味・酸味・コクなど)】
ダークの方は、カラメルのような甘味のある味がふんわりと広がります。
ガツンとくるような刺激はありません。苦味や酸味も控えめで飲み口が非常にライトです。
ダークという名前からして、もう少し重みがあるのかと思いきや、非常に軽やか。
みずみずしさを感じられる味でした。
クリアも、酸味や苦味は少なく、麦芽の味が少しずつ広がっていきます。
名前の通り、非常にクリアで軽いです。
クセがないので、クイクイいけますね。
食事中でも邪魔しない味と言えるでしょう。
正直なところもう少し、違いがあってもいいなと思いました。
2本とも、本当に軽めで水のおいしさが際立つビールに思いました。
ダークはもう少し濃いめの方がよかったかな。
チェック【キレ・喉ごし・余韻など】
ダークは、スッキリ感が強く、キレがあります。
余韻がそこまで長引かないです。
最初は甘みを感じましたが、それもつかの間。スッと消えていく・・・
みずみずしさを感じられるダークビールといったところ。
しつこいですが、本当に”みずみずしい”んですよ。
濃いめのビールは、通常甘さが際立つ感じですが、スッキリしているので料理と一緒に飲んでも問題ないですね。
実際に私はハンバーグといっしょに味わいましたが、クイクイ飲めました。
対するクリアですが、こちらもみずみずしさはありますが、口に残る残香はコチラの方が強いですね。
でも、もう少し深みが欲しい・・・。
やっぱりサラッとしすぎて飲みやすいです。
もう少し、何かに振り切って欲しい感じ。
でもこのスッキリ感なら、ダーク同様、ガッツリした肉料理にピッタリだと思います。
通信簿・総評
今回の2本のビールは特徴が似通った感じでした。
・苦み少なめ
・酸味少なめ
・みずみずしい
・スッキリ飲みやすい
・食中酒に合う
個人的にはやっぱりダーク、香りがめちゃ強いとか、苦みの強さがレベチとか、
もう少しパンチが欲しかったのは否めません。
気軽に飲むビールとしては最高なんですけどね。
逆にクセのあるビールはいらん!
飲みやすいビールが欲しいんです!
という方には非常におすすめできますよ。
THE軽井沢ビールのダーク(Dark)と(Clear)の口コミ
Hオカだけのレビューは心もとないので、最後にみなさんの口コミをチェックしてみましょう。
THE軽井沢ビールダークの口コミ | THE軽井沢ビールクリアの口コミ |
---|---|
香ばしく爽やか | 軽めの飲みやすさ |
焙煎した麦の香りとスッキリした味 | クリアでキレのよいビール |
やわらかい味 | 優しい麦の香りと旨味 |
どちらも「飲みやすく」「すっきり」というキーワードが多かったです。
やはりこの2本は非常に飲みやすいという印象だったようです。
気軽に飲む時にはもってこいのビールだと思います。
のまとめ
ここまで軽井沢ブルワリーのTHE軽井沢ビール、ダークとクリアを比較してご紹介してきました。
今回のまとめです。
- THE軽井沢ビール、THE軽井沢ビールクリアともに原材料が同じで、カロリーや糖質などは非表示。
- THE軽井沢ビール、THE軽井沢ビールクリアはどちらもすっきり飲みやすく、食中酒としてピッタリ。
- THE軽井沢ビール、THE軽井沢ビールクリアの差は、麦芽の強さ。ダークの方が香ばしい味わいを楽しめる。
個人的には、もう少し差ががあってもよいかとは思いましたが、同社の看板ビールであり長年愛されているのはそれだけファンが多いということでしょうね。
ビールの好みは、人によって違うので、このスッキリした味わいがマッチする人もいるはずです。
ぜひ、この飲みやすさを体験してみてください。