最終更新:2025-4-18|【伊勢角屋麦酒|ペールエールレビュー】“柑橘で攻める爽やか番長”。万人ウケ力はトップクラス。

【アサヒ|ザ・ビタリスト(THE BITTER-IST)レビュー】“苦味番長”だけど副原料が惜しい。けど、結局うまいから許す。

2025年4月15日(火)発売の「アサヒ ザ・ビタリスト」。

グルーバルに活躍する俳優、真田広之さんのCM起用など、アサヒの本気度がうかがえる新ブランドやけど、偶然フライングゲット。
期待と疑念が入り混じる中で飲んでみたら…苦味のパンチ力はまさに“ビターリスト”。
副原料使ってるのがちょっと残念?
いや、でもこの仕上がりなら全然アリでした。

プチ小話

ちなみに、2023年にも「ASAHI Happy Project(現:アサヒ空想開発局)」にて、限定販売されていたようです。
その時は、今回よりアルコール度数が高くて6.5%でした。
Xでの口コミにも書いてありましたが、当時のビタリストとは味が違うようです。

お酒たち
お酒たち

ちょっと甘みもあったみたいだな。

Hオカ
Hオカ

そう。
もっと濃い味で攻めると思ってたら甘みもあった。

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アサヒ THE BITTER-ISTビタリストの商品情報

画像
THE BITTER-IST ザ・ビタリスト
原材料麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ
アルコール度数6.0%
純アルコール量
(350mlあたり)
16.8g
成分
100mLあたり
エネルギー48kcal
たんぱく質0.3g
脂質0g
炭水化物3.3g
 -糖質3.3g
 -食物繊維0~0.3g
食塩相当量0~0.03g
プリン体8.3mg
缶の形状ツルツル
購入したお店兵庫県内|スーパーマーケットmandai(万代)
購入した値段6缶1152円(税込)/1缶あたり192円

アサヒ THE BITTER-ISTビタリストの実飲レビュー

ビターって名前つけるくらいやからな、当然期待は“苦味全振り”。
で、実際どうかというと…いきなり大サビで殴ってきた。

Hオカ
Hオカ

パンチがいきなりきました。

色・見た目

濃色を想像してたら肩透かし。
意外にも淡い黄金色で、透明度高め。
グラス越しに指先スケスケ。
(まあ、CMで見ていたので想像通りだったんですけどね・・・)

ロースト系と思ってた人はまずここで「え、明る…」ってなるやつ。
でも、悪くない。
見た目の軽さとのギャップがむしろ良い。

泡立ち

中程度の泡立ちで、きめ細かさもほどほど。
けど保持性は意外としっかり。
グラスの内側に泡の痕が残る感じ、地味にポイント高い。
見た目は控えめ、でもちゃんと仕事してるタイプ。

香り

ローストされたようなモルトの香り。
苦味を連想させる香ばしさが鼻に抜ける。
このあたり、スーパードライ系とは全然違う。

ちょっと骨太、ちょっと無骨。
“男のビール”を匂わせてくるけど、やりすぎてないのがいい。

はいきた。

苦味、ドーン。

一口目から遠慮なしに広がる苦味がとにかく主役。
酸味は控えめ。

で、意外にも中盤に柑橘系の甘みあり。

…ん?成分見たら米とコーンとスターチ?

副原料か…。

麦とホップで殴ってきてほしかったなぁ、というのが本音。
ただし、この甘みと苦味のバランスはアリです。

後味・余韻

後半も苦味がちゃんと粘る。
でも、サッポロ「至福の苦み」ほどのドス黒い残り方じゃない。
甘みと合わさって、“ヘビーすぎない苦味”に落ち着く
ここで「麦100%やったら…」と思う人、多いはず。
でも、それでも十分“ビター”としての役割は果たしてる。

アサヒ THE BITTER-ISTビタリストの口コミ・評判

クラフトビールっぽいという声も。
アサヒにしては攻めたビールですね。

苦味しっかり、香ばしさあり。これは好きな人多そう(Xより)

副原料入ってるのは気になるけど、全体の味は悪くない(レビューサイト)

ビールっぽさを求めるならちょうどいい。ガチクラフトより飲みやすい(ECサイト)

Hオカ
Hオカ

副原料がどうとか言いながら、気づいたら2本目開けてました
やっぱりうまい。悔しいけど完成度は高い。
ロースト香、しっかりした苦味、甘みとのバランス。どれも絶妙。
麦100%だったらさらに化けたかも、と思わせる惜しさはあるけど、
この味でこの価格、この仕上がりなら…

“アサヒ、また1本うまいの作ったな”って感じでした。

アサヒ THE BITTER-ISTビタリストのがおすすめの人やシーン

OKのジェスチャー
  • “苦味”が効いたビールを探してる玄人向けビールファン
  • クラフトビールのクセまではいらんけど、個性は欲しい人
  • スーパードライよりも“余韻”が欲しいと思ってる人
  • 副原料にも理解ある“大人の飲み手”

まとめ:名前偽りなし。もっとエッジを効かせてもいい

ビール液の淡さと違ってガツンとくる、骨太な“苦味系ビール”。
副原料が気になる人もいるだろうけど、それすら武器に変えてしまう味のバランス。
「苦味が飲みたい夜」にこれ1本あれば、満足度は十分。

麦100じゃないのに、ここまでうまいって逆にズルい。
これはアサヒの“正統派なのに変化球”的な、かなり良作?かも。

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