2025年4月15日(火)発売の「アサヒ ザ・ビタリスト」。
グルーバルに活躍する俳優、真田広之さんのCM起用など、アサヒの本気度がうかがえる新ブランドやけど、偶然フライングゲット。
期待と疑念が入り混じる中で飲んでみたら…苦味のパンチ力はまさに“ビターリスト”。
副原料使ってるのがちょっと残念?
いや、でもこの仕上がりなら全然アリでした。
ちなみに、2023年にも「ASAHI Happy Project(現:アサヒ空想開発局)」にて、限定販売されていたようです。
その時は、今回よりアルコール度数が高くて6.5%でした。
Xでの口コミにも書いてありましたが、当時のビタリストとは味が違うようです。

ちょっと甘みもあったみたいだな。

そう。
もっと濃い味で攻めると思ってたら甘みもあった。
アサヒ THE BITTER-ISTビタリストの商品情報
画像 | ![]() | |
THE BITTER-IST ザ・ビタリスト | ||
原材料 | 麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ | |
アルコール度数 | 6.0% | |
純アルコール量 (350mlあたり) | 16.8g | |
成分 100mLあたり | エネルギー | 48kcal |
たんぱく質 | 0.3g | |
脂質 | 0g | |
炭水化物 | 3.3g | |
-糖質 | 3.3g | |
-食物繊維 | 0~0.3g | |
食塩相当量 | 0~0.03g | |
プリン体 | 8.3mg | |
缶の形状 | ツルツル | |
購入したお店 | 兵庫県内|スーパーマーケットmandai(万代) | |
購入した値段 | 6缶1152円(税込)/1缶あたり192円 |
アサヒ THE BITTER-ISTビタリストの実飲レビュー
ビターって名前つけるくらいやからな、当然期待は“苦味全振り”。
で、実際どうかというと…いきなり大サビで殴ってきた。

パンチがいきなりきました。







色・見た目
濃色を想像してたら肩透かし。
意外にも淡い黄金色で、透明度高め。
グラス越しに指先スケスケ。
(まあ、CMで見ていたので想像通りだったんですけどね・・・)
ロースト系と思ってた人はまずここで「え、明る…」ってなるやつ。
でも、悪くない。
見た目の軽さとのギャップがむしろ良い。
泡立ち
中程度の泡立ちで、きめ細かさもほどほど。
けど保持性は意外としっかり。
グラスの内側に泡の痕が残る感じ、地味にポイント高い。
見た目は控えめ、でもちゃんと仕事してるタイプ。
香り
ローストされたようなモルトの香り。
苦味を連想させる香ばしさが鼻に抜ける。
このあたり、スーパードライ系とは全然違う。
ちょっと骨太、ちょっと無骨。
“男のビール”を匂わせてくるけど、やりすぎてないのがいい。
味


はいきた。
苦味、ドーン。
一口目から遠慮なしに広がる苦味がとにかく主役。
酸味は控えめ。
で、意外にも中盤に柑橘系の甘みあり。
…ん?成分見たら米とコーンとスターチ?
副原料か…。
麦とホップで殴ってきてほしかったなぁ、というのが本音。
ただし、この甘みと苦味のバランスはアリです。
後味・余韻
後半も苦味がちゃんと粘る。
でも、サッポロ「至福の苦み」ほどのドス黒い残り方じゃない。
甘みと合わさって、“ヘビーすぎない苦味”に落ち着く。
ここで「麦100%やったら…」と思う人、多いはず。
でも、それでも十分“ビター”としての役割は果たしてる。
アサヒ THE BITTER-ISTビタリストの口コミ・評判
クラフトビールっぽいという声も。
アサヒにしては攻めたビールですね。

苦味しっかり、香ばしさあり。これは好きな人多そう(Xより)

副原料入ってるのは気になるけど、全体の味は悪くない(レビューサイト)

ビールっぽさを求めるならちょうどいい。ガチクラフトより飲みやすい(ECサイト)

副原料がどうとか言いながら、気づいたら2本目開けてました。
やっぱりうまい。悔しいけど完成度は高い。
ロースト香、しっかりした苦味、甘みとのバランス。どれも絶妙。
麦100%だったらさらに化けたかも、と思わせる惜しさはあるけど、
この味でこの価格、この仕上がりなら…
“アサヒ、また1本うまいの作ったな”って感じでした。
アサヒ THE BITTER-ISTビタリストのがおすすめの人やシーン

まとめ:名前偽りなし。もっとエッジを効かせてもいい

ビール液の淡さと違ってガツンとくる、骨太な“苦味系ビール”。
副原料が気になる人もいるだろうけど、それすら武器に変えてしまう味のバランス。
「苦味が飲みたい夜」にこれ1本あれば、満足度は十分。
麦100じゃないのに、ここまでうまいって逆にズルい。
これはアサヒの“正統派なのに変化球”的な、かなり良作?かも。