「ホワイトビール」と聞いて、ベルギー系の濃厚でフルーティな味わいを想像していたら……裏切られる。
けどそれは悪い意味じゃない。
一番搾りの名を冠した“超・飲みやすい濁りビール”だった。
クセを期待すると物足りなさはあるけど、完成度はかなり高い。
“ビール初心者の入り口”としては、ちょっと感動すら覚えるレベル。
ホワイト・ビールは、オレンジピールやコリアンダーを使ったベルギーの小麦ビールのこと。
一番搾りホワイトビールにも小麦が使われています。(画像側面参照)

乳酸菌って例えてなかったか?

そう。
乳酸菌のような柔らかい味でとっても飲みやすいね。
ヒットしそうな予感。
今の時代に合っている味だな。


キリン 一番搾り ホワイトビールの商品情報
商品名 | ![]() | ![]() | |
一番搾りホワイトビール | 一番搾り | ||
原材料 | 麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、コーン ※麦芽の製造地は一昨年の使用実績順・割合に基づく。 | 麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ | |
アルコール度数 | 5.0% | 5.0% | |
純アルコール量 (350mlあたり) | 14.0g | 14.0g | |
成分 100mLあたり | エネルギー | 42kcal | 40kcal |
たんぱく質 | 0.4g | 0.4g | |
脂質 | 0g | 0g | |
炭水化物 | 3.2g | 2.7g | |
-糖質 | 3.0g | 2.6g | |
-食物繊維 | 0~0.3g | 0~0.2g | |
食塩相当量 | 0~0.02g | 0g | |
プリン体 | – | 10.3mg | |
缶の形状 | ツルツル | ツルツル | |
購入したお店 | 兵庫県内|スーパーマーケットmandai(万代) | ||
購入した値段 | 350ml 195円(税込) |
キリン 一番搾り ホワイトビールの実飲レビュー
淡くてやさしい見た目と味わい。
「ホワイトビール=個性派」と思ってる人には刺激が足りないかもしれないが、しっかり“ビールのうまさ”があった。

トロみがあるビール。
優しさあふれる味わいに魅力を感じました。







色・見た目
淡い黄金色だけど、はっきりとした濁りあり。
グラスに指を添えても完全に見えない。
液体にはトロみがあって、透明感はゼロ。
グラスに注ぐ時にドロっとした粘度を感じられる。
見た目からして“ただの一番搾り”ではないことは明らか。
泡立ち
細かい泡がきれいに立ち上がり、グラスの縁にしっかり残る。
保持性も十分。
泡の質感まで丁寧に作られてるあたり、さすがはキリンというべきか。
香り
強すぎない、まろやかなアロマ。
グッとくる香りではないけれど、丸みのある乳酸っぽい優しい香りが心地よい。
「香りで攻める」タイプではなく、空気のようにそっと寄り添う香り。
味


口に含んでまず思ったのは「軽い、でもしっかり旨い」。
苦味も酸味もかなり抑えめで、クセは一切なし。
“にごり系”にありがちな重さがなく、ごくごく飲める驚異の軽さ。
副原料も入っているが、不自然な甘さは感じず、ナチュラルな仕上がり。
うむ。美味しい。
今までありそうでなかった味。
普段は濃いめ・苦みがあるビールが好きなのだが、これはリピート確定。
後味・余韻
かすかな甘みと、柔らかい苦味がじんわり残る。
しっかり旨味も感じられるが、ガツンとは来ない“ソフトフィニッシュ”。
飲み終わったあとにもう一口欲しくなる、そんな軽さが魅力。
キリン 一番搾り ホワイトビールの口コミ・評判
多くのレビューでは、「軽さ」「飲みやすさ」「初心者向け」といった評価が多い。
“クセがない”ことを長所として受け止めているユーザーが目立ちました。

ビールっぽくないぐらい飲みやすい。ゴクゴクいける(Xより)

濁り系だけど重たくなくてちょうどいい(レビューサイト)

副原料使ってるけど、変な甘みがなくて自然(ECサイト)

「一番搾りらしい、丁寧で破綻のないホワイト」。
そう表現するのが一番しっくりくる。
クラフトビールのような“爆発する個性”はないけれど、その分“飲み疲れないやさしさ”が際立っている。
副原料を使っているのに不自然さがなく、とにかく調和のとれたバランス感。
カラダに優しい味がする。
欲を言えばもう少し香りや味にインパクトがほしいところだが、
その優しさこそが、このビールの最大の武器なのかもしれないです。
キリン 一番搾り ホワイトビールがおすすめの人やシーン

まとめ:まろやかでクセがない、やさしい濁り系ビール

キリン 一番搾り ホワイトビールは、ビール初心者にもすすめられる軽やかでやさしい味わいが特徴。
香り・泡・後味すべてがソフトで、飲み手に寄り添うような構成になっている。
「ホワイトビール=重め」のイメージを覆すような、キリンらしい真面目な挑戦。
クラフトに疲れた日、ちょっと落ち着いてビールが飲みたい日に、そっと手に取ってほしい一本です。