最終更新:2025-4-23|【mahouセッションIPAレビュー】“ジュース顔したビール”。可愛いパッケージで胸キュン炸裂の飲みやすさ爆発IPA。

【オリオン75BEERホワイトエールレビュー】“香りで好みを分けるクセ強系”。飲む人を選ぶ沖縄発の生ビール。


「沖縄のホワイトエール?どうせ軽めで飲みやすいやつやろ」

そう思ってたら香りで頭をぶん殴られた。
コリアンダーのスパイス感がエグいレベルで前に出てくる。

雰囲気が良ければ飲めるが、油断して平日のデスク横で開けたら最後。
これは“空気込みで楽しむ沖縄系クラフト”と割り切った方がいい。

お酒たち
お酒たち

香りに相当クセがあったようだな。

Hオカ
Hオカ

そうそう。

コリアンダーシードがしっかり効いてる。
パクチー系が苦手な人は厳しいと思う。
でも好きな人はハマると思うよ。

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オリオン 75BEER ホワイトエールの商品情報

画像
オリオン 75BEER ホワイトエール
原材料麦芽(外国製造)(大麦麦芽、小麦麦芽)、ホップ、小麦、オレンジピール、コリアンダーシード
アルコール度数5.0%
純アルコール量
(350mlあたり)
14.0g
成分
100mLあたり
エネルギー46kcal
たんぱく質0.5g
脂質0g
炭水化物3.9g
 -糖質3.9g
 -食物繊維0〜0.4g
食塩相当量0〜0.02g
プリン体
缶の形状ツルツル
購入したお店兵庫県内|ファミリーマート
購入した値段350ml 322円(税込)

オリオン 75BEER ホワイトエールの実飲レビュー

沖縄県産の小麦に、オレンジピールとコリアンダー。
字面だけ見れば爽やかで飲みやすそう。
……でもこれは“素材の主張が強すぎる一本”。
ビールの形をしたスパイス酒、と言った方が早い。

Hオカ
Hオカ

クセは強いです。

こういうのって女性の方が好みかも。

色・見た目

淡くて明るい金色。
透明度も高くて、グラスに指を添えるとしっかり見える。
沖縄の海を思わせる綺麗なビジュアル。
見た目だけなら最高の“乾杯ビール”。

泡立ち

きめ細かさはあるが、立ち上がりは控えめ。
保持性も低く、すぐ泡が消えていく。
見た目の清涼感とは裏腹に、泡の印象は少し頼りない。
ただ、このビールに泡の演出はそこまで求められていないのかも。

香り

はい、問題はここ。
コリアンダーシードが全力で襲ってくる。
柑橘系の爽やかさもあるにはあるが、完全に香辛料寄りのアロマ。
「好きか嫌いか」でバッサリ分かれるタイプ。
ハマる人には天国、苦手な人には厳しめの香り。

飲んだ瞬間にコリアンダーとオレンジピールが絡み合った味が拡散。
酸味は程よく、苦味はゼロに近い。
全体的にまろやかでフラットな味わいだけど、
香りのインパクトが強すぎて、味がついてこれてない感も。
料理と合わせるには少し難しいが、単体で飲むならアリ。
ただし「オリオン=軽くて爽やか」のイメージで飲むと裏切られる。

後味・余韻

後味にもコリアンダーの残り香がしっかりと居座る。
さっぱりしたい気持ちを裏切って、“俺はここにいる”と主張してくる余韻。
ビールの中でこんなに香りが長引くのも珍しい。
重さはないけど、軽くもない不思議なポジション。

オリオン 75BEER ホワイトエールの口コミ・評判

全体的には“香りの個性”に賛否が分かれる。
「沖縄っぽくて好き」という声もあれば、「これはキツい」という声も。
クラフトビール好きには概ね好印象の模様。

スパイスの香りが印象的。クラフトらしいクセがあって面白い(Xより)

オリオンらしくないけど、それが逆に新鮮(レビューサイト)

軽いのかと思ったら香りがキツめ。苦手だった…(ECサイト)

Hオカ
Hオカ

ビールの形をした沖縄の空気。
そう言っても過言じゃないぐらい、“場所と雰囲気に寄せて飲むべきビール”。
日常の晩酌や仕事終わりの一杯に向いてるとは思わない。
でも、夕暮れの海辺や旅先で飲むなら、確実に記憶に残る一本。
香りのクセが強いだけに、好き嫌いは割れる。
だがそれも含めて、“オリオンの攻めた一面”として評価したいですね。

オリオン 75BEER ホワイトエールがおすすめの人やシーン

OKのジェスチャー
  • クラフトビールの“スパイス系”が好きな人
  • ヴァイツェンやホワイトエールの香り重視タイプが好みな人
  • ビールの苦味が苦手な人
  • 旅行やリゾート気分で“非日常の一杯”を楽しみたい人

まとめ:コリアンダー爆発のクセ強クラフト。

オリオン 75BEER ホワイトエールは、
香りのクセを愛せるかどうかで評価がガラリと変わる異色の一本。
苦味ゼロで飲みやすいはずなのに、香りが強すぎて軽さを感じにくいという逆転現象。
でも、沖縄の素材と風土をここまで詰め込んでくれたことには拍手。
飲むシチュエーションまで含めて設計されたような“体験系ビール”だった。

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