23年12月の製造分からサッポロGOLD STAR(ゴールドスター)がリニューアルされたみたいだけど、リニューアル前との違いはあるのかな?
と思われている方に参考になる記事を書きました。
サッポロ【GOLD STAR(旧)】と【GOLD STAR (新)】に関して、
商品スペックやビールの色、味などを比較してご紹介します。
GOLD STAR(新)に興味あるけど、躊躇している・・・
という方は是非ともお読み頂ければと思います。
こちらを読めば以下が分かります。
- 【GOLD STAR(旧)】と【GOLD STAR (新)】の商品スペックが比較できる
- 【GOLD STAR(旧)】と【GOLD STAR (新)】のデザインの違いがわかる
- 【GOLD STAR(旧)】と【GOLD STAR (新)】のビールの色の違いがわかる
- 【GOLD STAR(旧)】と【GOLD STAR (新)】の味の違いがわかる
どんなに変わったのか見ものだな。
とりあえず読んでみてちょうだい。
※この記事では便宜上、GOLD STAR(旧)、GOLD STAR(新)と記載しています。
サッポロ【GOLD STAR】の歴史
GOLD STARは2020年発売の『リキュール(発泡性)①』新ジャンルビールでアルコール度数は5%。
同社の2大ブランド「ヱビスビール」のホップと
「サッポロ生ビール黒ラベル」の麦芽を一部使用し、
「新・うまいどこまでも製法」を採用することで力強い飲み飽きない旨さを提供しています。
「サッポロ GOLD STAR」のうまさを追求し進化させるための製法。
麦の美味しさを引き出すための糖化条件を仕込み工程で最適化し、エキス分を増加。
加えて、力強さを追求するために仕込み工程で2回の煮沸を実施。
手間暇かけてホップを3回に分けて添加する新しいブレンド手法を導入したようです。
と、まあ書かせて頂きましたが、
この記事よりもサッポロさんの公式ブランドサイトをチェックして頂いた方が正確だと思います。
GOLD STAR(旧)とGOLD STAR(新)|スペック比較
前置きが長くなりましたが、新旧のスペック比較を書きます。
2023年10月の酒税改正によりGOLD STAR(新)は、発泡酒②に分類されています。
(ただ、今回のリニューアルは酒税法の改正とは関係ないリニューアルみたいですね。
第3ビールの価格が引き上がるので、いいタイミングだったと思います。)
酒税改正については以下をご参考ください。
酒税改正(平成29年度改正)について
類似する酒類間の税率格差が商品開発や販売数量に影響を与えている状況を改め、酒類間の税負担の公平性を回復する等の観点から、税収中立の下、酒税改正を実施します。
○ ビール系飲料の税率について、2026年(令和8年)10月に、1㎘当たり155,000円(350㎖換算54.25円)に一本化します(2020年(令和2年)10月から3段階で実施)。○ 醸造酒類(清酒、果実酒等)の税率について、2023年(令和5年)10月に、1㎘当たり100,000円に一本化します(2020年(令和2年)10月から2段階で実施)。○ その他の発泡性酒類(チューハイ等)の税率について、 2026年(令和8年)10月に、1㎘当たり100,000円(350㎖換算35円)に引き上げます。これにあわせて、低アルコール分の蒸留酒類及びリキュールに係る特例税率についても、2026年(令和8年) 10月に引き上げます。
【出典元】財務省「酒税に関する資料」
https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/consumption/d08.htm
下記の比較表を見ると商品スペックは殆ど変わらず、
栄養成分の炭水化物量が従来より0.3g増えています。
旧・新商品スペックの比較
GOLD STAR(旧) | GOLD STAR(新) | |
タイプ | リキュール(発泡性)① | 発泡酒② |
内容量 | 350ml / 500ml | 350ml / 500ml |
アルコール度数 | 5% | 5% |
純アルコール量 | 350ml缶:14g、500ml缶:20g | 350ml缶:14g、500ml缶:20g |
原材料名 | 発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦) | 発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦) |
栄養成分 (100mlあたり) |
エネルギー : 42kcal たんぱく質 : 0.4g 脂質 : 0g 炭水化物 : 2.3g (糖質: 2.2g) (食物繊維 : 0〜0.2g) 食塩相当量 : 0〜0.02g |
エネルギー : 42kcal たんぱく質 : 0.4g 脂質 : 0g 炭水化物 : 2.6g (糖質: 2.5g) (食物繊維 : 0〜0.2g) 食塩相当量 : 0〜0.02g |
GOLD STAR(旧)とGOLD STAR(新)|写真で比較
旧・新デザインの比較
GOLD STAR(旧)とGOLD STAR(新)を並べて撮影してみました。
まずはデザインの違いを見てみてください。
背景の色とロゴ文字が旧・新で色が逆になっているのが分かります。
背景色:クリーム色(白)から金色に
ロゴ色:金色から白色に
旧・新ビールの色の比較
注いで見ると、並べてようやく色の違いがわかるかな、レベルです。
GOLD STAR(新)の方が、若干色が濃いか・・・・なという感じ。
単体で見ると正直違いは分かりません。
次に、ちょっと飲んだ後です。
特に泡立ちなどに変化はありません。
この後美味しく飲み干しました。
ヱビスビールのホップとサッポロ黒ラベルの麦芽のいいとこどりをしている
GOLD STARは生ビールというジャンルではないものの、その系譜をしっかり受け継いだ味だと思います。
旧・新プルタブOPEN時の音比較
▲GOLD STAR(旧)のプルタブOPEN
▲GOLD STAR(新)のプルタブOPEN
GOLD STAR(旧)とGOLD STAR(新)|味の比較
GOLD STAR(旧)とGOLD STAR(新)を並べて飲み比べしました。
旧に比べ、新の方が、微妙に生ビール色が強くなっているかという印象でした。
麦芽の味が強く残り、口の中に残る香りも長引く印象です。
しかし、これも飲み比べをしないとわからないと思います。
芸能人格付けチェックのように、目隠しされて出されても正直わかるかなというレベルです。
確かに生ビール色が強くなっている分美味しくはなったと思うのですが、
元々GOLD STARはヱビスビールのホップとサッポロ黒ラベルの麦芽のいいとこ取りをしている
ビールであり、味がしっかりしているので若干のアップデートという感じでしょうか。
今回のリニューアルは、車でいえばマイナーチェンジという感じの印象です。
外観がガラリと変わったのではなく、微妙に座席が広くなったとか、
車幅が何ミリ広くなったとかいうレベルです。
※通信簿&レビューは完全私見です。予めご了承ください。
GOLD STAR新旧の飲み比べのまとめ
というわけでサッポロ、【GOLD STAR(旧)】と【GOLD STAR (新)】の比較をまとめました。
正直なところ色や味は大幅な違いはなく、マイナーチェンジという印象です。
でもこうした地道なマイナーチェンジを繰り返してヒット商品が生まれるんですね。
企画・製造しているメーカーさんには本当に頭が下がります。
飲み助からしたら、本当に感謝、感謝ですね。ありがとうございます。
もう一度まとめます。
- 【GOLD STAR(旧)】と【GOLD STAR (新)】のデザインは背景色とロゴの色が逆になっている
- 【GOLD STAR(旧)】と【GOLD STAR (新)】の成分はタンパク質の量が上がった
- 【GOLD STAR(旧)】と【GOLD STAR (新)】のビールの色はほぼ変わらない
- 【GOLD STAR(旧)】と【GOLD STAR (新)】のビールの味は微妙に厚みがでた印象
ここまで【GOLD STAR(旧)】と【GOLD STAR (新)】の比較についてまとめてきました。
サッポロGOLD STARは新ジャンルの中でも、力強く飲み飽きないうまさが魅力のビールです。
ぜひこの週末に、GOLD STARの美味しさを味わって頂きたいと思います。