最終更新:2025-4-18|【伊勢角屋麦酒|ペールエールレビュー】“柑橘で攻める爽やか番長”。万人ウケ力はトップクラス。

【エチゴビール|オールニッポンこしひかりエールレビュー】“米感バクハツ”ビール。飲んでびっくり、甘いぞこれ

最初に言っておく。

「あ、これ…想像と全然違うやつやん」。

エールと名乗ってるが、正体は“米で作った優しめビール風の飲み物”。
エチゴビールの名を冠してるから、てっきりパンチある系かと思ってたら甘い、ひたすら甘い。
苦味はどこへ?酸味もどこへ?ってぐらいに甘みと米の旨味だけで勝負してくる一本だった。
これはもう、ビール界の白米。
主食レベルで満足感あり。

お酒たち
お酒たち

相当、米感が強かったんだな。

Hオカ
Hオカ

うむ。
これはこれでアリ。
こういう個性的なビールがどんどん増えてほしい。

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エチゴビール オールニッポンこしひかりエールの商品情報

商品名
オールニッポンこしひかりエール
原材料大麦麦芽(国内製造)、ホップ、米(国産)
アルコール度数5.0%
純アルコール量
(350mlあたり)
成分
350mLあたり
エネルギー
たんぱく質
脂質
炭水化物
 -糖質
 -食物繊維
食塩相当量
プリン体
缶の形状ツルツル
購入したお店兵庫県内の成城石井
購入した値段レシート紛失のため不明|300円前後

エチゴビールは、新潟県の老舗クラフトビールメーカーで、1994年に日本で初めて地ビールとして販売された歴史あるブランド。
副原料を使わず、麦芽とホップだけで造る本格派スタイルにこだわり、個性的なラインナップでクラフトビールファンを魅了し続けている。
大手のビールにない「クセ」や「主張の強さ」が魅力の、攻めのブルワリーである。

OFFICIAL WEB SITE

エチゴビール オールニッポンこしひかりエールの実飲レビュー

正直、「国産米使用」とか「こしひかり」とか書いてあったら、普通は“やさしめテイスト”だろうなとは思ってた。
でも、まさかここまでビールっぽさを置き去りにしてくるとは

Hオカ
Hオカ

一緒に飲んだ人も、「結構、米が濃いね」と話すくらいでした。

色・見た目

濃いめの黄金色。しっかり濃い。
透明感はそこそこあるが、グラスの中に「米の魂」が沈んでそうな重量感あり。
まさに“こしひかりの液体化”という見た目。

泡立ち

注ぐと泡はきめ細かい。悪くない。
保持性もそこそこ。でも「泡立ちでごまかしてません感」が逆に信頼できる。
ジュワジュワ消える泡が、「このあとクセ来るよ」って合図出してる気がする。

香り

米。とにかく米。
鼻にツンとくるビールの香りじゃなくて、炊きたての白飯にモルト足したような香り。
たぶん好き嫌いがはっきり分かれるやつ。
でもこれはこれで和のクラフトビールらしさがあってアリかもしれない。

甘い。とにかく甘い。
「え、ビールってこんなに甘くてよかったっけ?」と思わせるぐらい、コクと甘みが口に広がる。
苦味は消えた。酸味も控えめ。
これは完全に“米とモルトのデザート”。
まさに「飲む米」って感じの満足感

後味・余韻

あとからじわじわと広がるのも甘み。
米の旨味がじんわりと残り、スッキリ感とかキレを期待してはいけない。
でもその代わりに「口の中に米田んぼ」が出現する感覚。
食後にゆっくり飲みたい一本でした。

エチゴビール オールニッポンこしひかりエールの口コミ・評判

「米感すごい」「日本酒っぽい」「ビールって感じしない」みたいな声が多数。
そりゃそうだ、実際そうだから。

甘すぎて途中で休憩挟んだ(笑)(Xより)

これはこれでアリ。でも毎日は無理。(レビューサイト)

一口目の米感に笑った。2口目で納得。3口目でやっと慣れる。(ECサイト)

Hオカ
Hオカ

まさかここまで“和の方向”に全振りしてくるとは思ってなかった
確かに美味しい。でも万人ウケはしない。
間違いなく好き嫌い分かれるやつ。
とはいえ、クラフトビールの可能性をまた一歩押し広げた感はあるし、挑戦としては拍手。
クセと個性がぶつかり合った、“通好み”の1本でした。

エチゴビール オールニッポンこしひかりエールがおすすめの人やシーン

OKのジェスチャー
  • ビールに苦味はいらん、甘さがほしい人
  • 日本酒もクラフトビールもどっちも好きな人
  • 濃厚系を1本じっくり味わいたい晩酌派
  • 「クラフトビール=自由だ」と思ってる探求型オタク

まとめ:限定醸造らしい、“記憶に残る一本”

クラフトビールを語る上で、これは避けて通れない「米系変化球ビール」。
甘み、旨み、重み…どれを取っても“正統派”とはかけ離れてるが、それがいい。
好みは真っ二つに割れるだろうが、こういうぶっ飛んだ一手こそクラフトの醍醐味。
飲みやすいのにクセは強い。飲んだあとにもう一度味を反芻したくなる。
限定醸造らしい、“記憶に残るビール”でした。

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