家飲み用のクラフトビールを探していたら、ふと目に止まったのが「横浜ラガー」。
横浜ビールの定番商品として知られていますが、ラガーと聞いて“あっさり系”を想像したら、それはちょっと早とちり。
実はこれ、アンバーラガーのような個性派のスタイル。
モルトの香ばしさ、特徴的なな柑橘の香り、そして後味の渋みまでじっくり楽しめる、落ち着きとクセの中間をいく一本でした。
今回はその魅力をレビューしていきます。

成城石井で掲示されていた店内のポップには「成城石井限定」って書かれてたんだろ?

そうそう。
成城石井限定って書かれてた。
実店舗で卸しているのが成城石井だけなのかな。
関西でこのビールを見かけるのはレアだ。
久しぶりに成城石井へ行ったけど、普段見かけない酒がたくさん置いてあるねぇ。
そういえば購入した時のレシートを無くして、金額がわからなくなった・・・
横浜ラガー商品情報
商品名 | ![]() | |
商品名 | 横浜ラガー | |
原材料 | 麦芽(外国製造)、ホップ | |
アルコール度数 | 5% | |
純アルコール量 (350mlあたり) | – | |
成分 350mLあたり | エネルギー | – |
たんぱく質 | – | |
脂質 | – | |
炭水化物 | – | |
-糖質 | – | |
-食物繊維 | – | |
食塩相当量 | – | |
プリン体 | – | |
缶の形状 | ツルツル | |
購入したお店 | 兵庫県内の成城石井 | |
購入した値段 | レシート紛失のため後日追記 |
横浜ビールは、神奈川県横浜市中区の老舗クラフトビールメーカー。
1999年創業で、「地元密着型のブルワリー」として観光客はもちろん地元住民からも長く親しまれている。
横浜の素材や文化を大切にしながら、ラガーやエールなど多彩なスタイルを展開。
ブルワリーレストランも併設しており、できたてのビールと地元食材を一緒に楽しめるのが魅力。
都市型ブルワリーとしての先駆け的存在であり、横浜クラフトビールシーンを牽引するブランドである。
横浜ラガーのレビュー
横浜のクラフトビールといえば、やっぱりこれ。
横浜ビール醸造所が造っている「横浜ラガー」は柑橘系の香りが楽しめるラガーで、おしゃれな横浜をイメージさせてくれる1本。
今回は成城石井で見かけた缶タイプを購入してじっくり味わってみた。
重すぎず軽すぎず、でも個性はしっかり。
ラガー好きにも、クラフト派にもおすすめできる“ちょうどよさ”を持ったビールだった。







色・見た目
グラスに注ぐと、アンバーな薄めの琥珀色。
濁りがあり、指先はまったく見えない。
まさにモルトの香りが色に染み出しているような深い色味で、見た目だけで期待が高まる。
「これは香るぞ…」と見た目が語りかけてくるタイプ。
泡立ちはほぼなし。
きめ細かさはあるものの、立ち上がらない。
ジュースのような雰囲気さえある。
香り
意外にも香りは控えめ。モルトの主張はそこまで強くなく、柑橘系のような爽やかな香りがふわっと立つ程度。
この前に飲んだ香り強めのビールの影響か「香り飛んでる?」と一瞬不安になるほどだったが、軽く鼻を抜ける感覚は悪くない。
じっくり嗅ぐというより、飲みながら自然に感じる香り。
味


飲んだ瞬間に広がるのは、柑橘系のスッキリとした飲み口と心地よいアロマ感。
甘ったるさはなく、引き締まった苦味と軽やかなボディが印象的。
サントリーの【金麦・帰り道の金木犀】から甘さを抜いたようなイメージで、ちょうどいいバランス。
ビール単体でもいけるが、食事と合わせても邪魔しない懐の深さがある。
後味・余韻
最初のスッキリ感から一転、後味にはほんのり甘みが残る。
そのあとにじんわりとくるサビ感、渋味、そして苦味。
時間が経つにつれて渋みがじわじわと増していく感覚が面白い。
じっくり飲むのが正解なビール。
ゴクゴクよりも、口の中で転がしながら楽しみたい1本。
横浜ラガーの口コミ・評判
SNSやビール系レビューサイトでも、味のバランスやモルト香の印象が高評価されている。

モルトのコクと柑橘系の香りがいい感じでまとまってる。ラガーのクセにおしゃれ(Xより)

後味がじわっと苦いのがクセになる。料理とも合うから使い勝手がいい(レビューサイト)

見た目と違ってスッキリ系。もっと重いかと思ってたけど飲みやすい(ECサイト)

ガツン系を求める人には物足りなさもあるようですが、トータルでは「飲みやすいラガー」として評価が高い印象です。
横浜ラガーがおすすめの人やシーン

まとめ:横浜ラガーは香りと余韻を楽しむ“食中クラフト”

見た目は濃いが、味はスッキリ寄り。
派手さはないけど、香り・苦味・余韻のバランスがちょうどよくて、料理と合わせても単体でもいける万能ビール。
「とりあえずビール」に飽きてきたら、次の一歩におすすめしたい。
缶のラベルを眺めながら、じっくり味わいたくなる一本だった。
缶、裏面の英語はやっぱり、インバウンドを意識して記載しているのかな。