ビールの苦さが苦手な人に「ちょっとこれ飲んでみて」と渡したいのが、このREPUBREWのグレープフルーツ69IPA。
見た目はジュース、香りもジュース、味も…正直ジュース。
だが、それがいい。
IPAの名前はついているが、ホップの苦味よりも果実の濃厚な甘酸っぱさが主役。
旅先の昼下がりに乾杯したくなるような、「ビールの固定観念をぶち壊す1本」だった。

これも前回記事の横浜ラガー同様に、成城石井で購入したのか?
ということはこのビールもレシート紛失で金額不明だな。

そうなのよ。
でもREPUBREWの単価は500円くらいだったと思う。
REPUBREW グレープフルーツ 69 IPAの商品情報
商品名 | ![]() | |
商品名 | REPUBREW グレープフルーツ69IPA | |
原材料 | 麦芽(外国製造)、糖類、グレープフルーツ、ホップ | |
アルコール度数 | 7.0%(6.9%) | |
純アルコール量 (350mlあたり) | – | |
成分 350mLあたり | エネルギー | – |
たんぱく質 | – | |
脂質 | – | |
炭水化物 | – | |
-糖質 | – | |
-食物繊維 | – | |
食塩相当量 | – | |
プリン体 | – | |
缶の形状 | ツルツル(パッケージシール貼付) | |
購入したお店 | 兵庫県内の成城石井 | |
購入した値段 | レシート紛失のため後日追記 |
RePuBrew合同会社は、2016年10月13日に静岡県沼津市で設立されたクラフトビールメーカー。
代表の畑翔麻氏は、醸造発酵を専門に学び、ビール工場での経験を経て、25歳で同社を立ち上げ。
同社は「ないものを造る」をコンセプトに掲げ、年間60種類以上の多彩なビールを醸造。
また、2023年2月には三島市に新工場「Natural Roots Studio」を開設し、富士・箱根水系の天然水と太陽光を活用したビールや蒸留酒の製造を開始。
さらに、沼津市と三島市に直営のブリューパブを運営し、地元の食材とビールのペアリングを提供するなど、地域密着型の展開も特徴。
REPUBREW グレープフルーツ 69 IPAの実飲レビュー
フルーツビールといえば「甘ったるそう」「人工的な味がしそう」と敬遠していたHオカ。
だがこの69IPA、開けた瞬間から香りが全然違う。
まさに搾りたてのグレープフルーツジュース。
その香りだけでもう半分くらい満足してしまう、という珍しい体験でした。







色・見た目
グラスに注いでまず驚く。
液体は完全にグレープフルーツジュース。
トロみがあって濁りが強く、光にかざしても指先はまったく見えない。
見た目から「これはガチで果汁系だな」と覚悟させられるやつ。
ビールっぽさを求める人には裏切りかもしれないが、Hオカ的にはこの潔さ、好感度高い。
泡立ち


意外だったのは泡立ちのなさ。
グラスに注いでも、泡はほとんど立ち上がらず、きめ細かさはあるがすぐに消えてしまう。
ジュースのような粘性があるせいか、炭酸の泡持ちはかなり弱め。
(画像は立ち上がりがあるように見えますが、すぐに消えました)
見た目に泡がないと「ビール感」が薄れてしまうが、このドリンクに関しては「泡は脇役」で割り切ったほうが楽しめる。
香り
香りは文句なしに強烈。
鼻を近づけた瞬間から、フレッシュなグレープフルーツの香りがぶわっと広がる。
ビールっぽいホップ感はどこかに隠れてしまっていて、カクテルやチューハイに近い印象。
とはいえ、香りの満足感が高いので「もう味は二の次でもいいんじゃないか」と思わせるレベル。
味
飲んでみると、甘みと酸味がバランスよく、炭酸ジュースに近い感覚でグビグビいける。
苦味はほとんど感じず、口の中で広がるのはグレープフルーツの香りと酸っぱさ。
麦芽の存在はかすかにある程度で、IPAらしさはごくごく控えめ。
とはいえこれはこれで完成されていて、「ビールって苦いんでしょ?」という先入観を持つ人にこそすすめたいタイプ。
後味・余韻
スパッとキレるような爽快さがあり、後に残るのは柑橘の香りとほんのり甘さ。
ホップの苦味の余韻はほぼなく、ジュース感が勝つ。
食中酒としてはやや甘すぎるが、乾杯やデザートビール、またはビール初心者の導入としては完璧な仕上がり。
まさに「旅先で飲みたい」やつ。気分を切り替えたいときにおすすめ。
REPUBREW グレープフルーツ 69 IPAの口コミ・評判
SNSやビールレビューアプリでも、香りと飲みやすさへの評価が目立ちました。

もはやビールじゃなくてジュース。だけどウマすぎてびびる(Xより)

苦味がないのにIPA名乗っててOK?でも美味しいから許す(レビューサイト)

ビール初心者の彼女が『これは飲める』って言ってた。乾杯用にリピート決定(ECサイト)

IPAとしての評価は賛否分かれますが、“飲みやすい発泡酒”としてはかなり高評価のようです。
REPUBREW グレープフルーツ 69 IPAはどんな人におすすめ?

まとめ:REPUBREW グレープフルーツ 69 IPAは“ビールが苦手”な人にこそ飲んでほしい一本

甘さ・酸味・香り、すべてがしっかりしていて、それでいて飲みやすい。
IPAというよりは、グレープフルーツのクラフトチューハイに近いが、麦の輪郭があることで“ちゃんとビール”の空気も漂う。
「これはこういう飲み物なんだ」と割り切って楽しめば、むしろ新しいクラフトビールの扉が開くはず。
乾杯の1本に、リフレッシュの1本に、ぜひ冷やして試してほしいです。