「金麦サワー」が「晩酌サワー」としてパッケージも中身もリニューアル。
期待して買ってみたが、ふたを開けてみたら…正直、全部“ほどほど”の平均点ビール風サワーだった。
前のバージョンのほうがメリハリ効いてた気がするんだが?
これは晩酌に寄り添う優しさなのか、それとも単なる薄味リニューアルなのか…いざ検証。

相当辛口じゃないか。

正直なところ、前回の金麦サワーの方が美味しかったと思った。
シャンディガフのような感じがしてよかったんだけど、今回は薄く感じたね。
サントリー 金麦〈晩酌サワー〉の商品情報
商品名 | ![]() | |
サントリー 金麦〈晩酌サワー〉 | ||
原材料 | 麦芽、ホップ、糖類(国内製造) | |
アルコール度数 | 6.0% | |
純アルコール量 (100mlあたり) | 16.8g | |
成分 100mLあたり | エネルギー | 53kcal |
たんぱく質 | 0.1~0.3g | |
脂質 | 0g | |
炭水化物 | 4.6g | |
-糖質 | 4.5g | |
-食物繊維 | 0~0.2g | |
食塩相当量 | 0~0.02g | |
プリン体 | 約2.9mg | |
缶の形状 | ツルツル | |
購入したお店 | AEON FOODSTYLE(兵庫県内) | |
購入した値段 | 173円(税込) |
サントリー 金麦〈晩酌サワー〉の実飲レビュー
サワーだけど金麦、金麦だけどサワー。
どうやらサントリーは「ビールじゃないけど晩酌にちょうどいいやつ」を本気で作ってきたらしい。
その実力、毒多めでレビューする。

少なくともHオカには、リニューアル前よりも味がぼやけた感じがしました。







色・見た目
超・淡色。グラスに注げば、金色というより“麦茶”の手前レベル。
透明度バツグンで、指先も余裕でスケスケ。
見た目の時点でちょっと不安になる軽さ。
でも、あくまでサワーなので、このビジュアルでOKか。
泡立ち
爆発気味に注いだら、それなりに細かい泡は立つ。
ただ立ち上がりは弱めで、保持性もない。
これは「ビールじゃなくてサワーです」と開き直ってる感じ。
泡でごまかす気ゼロ、ある意味潔いです。
香り
柑橘系のさっぱり香。
レモンっぽさと麦感がフワッとくるが、どっちも薄い。
「ん、いる?…あ、いたわ」ってくらいの存在感。
もうちょっと鼻にガツンと来てほしかった。
麦感はほぼゼロ。
「麦芽の旨味とサワーの融合」と言うには、香りがあまりに控えめすぎる。
味


酸味が先行して、そこに甘みがじんわり。
苦味は皆無。炭酸の主張もほどほどで、飲みやすさだけは文句なし。
でも、「どこで驚かせてくれるん?」って思ってたら、そのままスッと終わる。
6%のアルコール感もまったく重たくない。
ある意味、究極に飲みやすいけど…面白み少ない。
もう少しメリハリがほしいところ。
後味・余韻
軽い、そしてキレる。
でも、「あー飲んだなー」感が薄い。
食事に寄り添うにはちょうどいいのかもしれんけど、飲み物単体としての満足度は低め。
以前の「金麦サワー」にあったコクが恋しくなる。
サントリー 金麦〈晩酌サワー〉の口コミ・評判
実際の口コミも「飲みやすい」「軽い」といった声が多いが、一方で“物足りなさ”を指摘する声も。

飲みやすいし、軽くていい。けど前のサワーの方が好きだったかも(Xより)

これはこれでアリ。でもビールの代わりにはならない。(レビューサイト)

6%あるように思えないくらいライト。食事には合う。(ECサイト)

飲みやすいし、たしかに晩酌にはちょうどいい。
でも、前作よりも全体的に丸くなりすぎてる気がして、記憶に残らないんよな。
香り・味・後味、どれも「可もなく不可もなく」。
やさしさに全振りしすぎて、尖った部分が全部削ぎ落とされた印象。
これを常備酒にするのもアリだけど、Hオカとしてはもう一癖ある方が好きだったかも。
サントリー 金麦〈晩酌サワー〉がおすすめの人やシーン

まとめ:飲みやすさ重視の人に最適

飲みやすさ重視の人にはめちゃくちゃ向いてる。
クセがない、酸味と甘みが穏やか、アルコール6%なのに軽い。
でも逆に、パンチや驚きが欲しい人にはちょっと物足りないかもしれない。
「無難にまとまった晩酌用発泡酒」としては完成されてるが、金麦ファンなら一度は前作と比べてみてほしい。
あなたの晩酌に必要なのは、刺激か、安心か?